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スクールカウンセラー新学期の相談から - 完璧な親なんていない! Nobody's Perfect!

NPO法人アフタースクール スタッフ
臨床心理士
森川隆司

新学期が始まり、公立学校に勤めるスクールカウンセラーとして、はやくも、学校に来れない、行きたくない、という相談をいくつかいただきました。

いろんなケースがありますが、小学校の場合、幼稚園時代ほとんど毎日お母さんから離れられず、園内でも常に一緒に過ごしていたような子どもは、学校になれること自体に大変さを抱えています。ほかの多くの新入生とともに、このような生徒の個別的な対応をするのは先生にとっても負担の大きなことです。

幼稚園での個別的な柔軟性のある対応は、評価されるべきだと思います。しかしその裏には、この時期に適切に評価・対応されるべき発達的な問題が見過ごされがちという側面もあるのではないでしょうか。近年では広汎性発達障害、ADHDなどが注目を集めていますが、これらの症状は幼稚園時代にもう少し注意深くみられていてもよいのではないかという気がしています。

他人との感情的な交流の難しさ、言葉の遅れや奇妙な言葉使い、そして特定のものや行動への異常なまでのこだわりなど、自閉的な症状は3歳とか4歳までに出現するといわれています。

「しばらくは様子を見よう」ということで、なんとなく特別待遇で幼稚園を過ごし、小学校に入ってみて適応に困難をきたしている、という状況もあるのだと感じます。
関係者の間で情報を共有し、少しでも早い時期から困難を持つ子どもたちを支援していける体制、について考えさせられた4月でした。

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